商品開発

太陽光を高反射する“白い瓦”「エコハート」の商品化に成功しました。
これにより、世界中で問題となっているヒートアイランド現象の緩和と、室内温度の正常化による光熱費の削減を両立することができます。 これは名古屋工業大学との共同研究によるもので、普段通りの日常生活を送るだけで、地球環境にも配慮しながら光熱費の削減が可能になる瓦です。瓦本体の機能はもちろんのこと、モダンなカラーリングも現代の住宅に合うものとなっています。

生産工程

「生産時に発生する端材も再原料としてリサイクルしよう」と、弊社では検査で規格外となった瓦などを、徹底して再利用しています。 集められた規格外瓦は、愛知県陶器瓦工業組合の「シャモット」工場に運ばれ、0.5ミリ以下の粉状にします。瓦の原料粘土には、3%~5%の「シャモット」を混ぜ込まれており、他にもコンクリート二次製品細骨材、透水性セラミックブロック、道路の景観舗装材料等さまざまな利用方法があります。

流通工程

一般的な戸建ての建設現場で、瓦の端材は450~500kgにもおよびます。これらは全て産業廃棄物扱いになっていましたが、弊社では瓦を出荷前に概算でカットする「プレカット工法」を実践することで、現場の端材を従来の5分の1となる、100kg程度にまで低減(弊社調べ)。 さらに、建設現場まで輸送する環境負荷(CO2)低減にもつながりました。年間にすると11,700kgのCO2削減量(ブナの木に換算すると年間1,063本分の植林をした計算になります)に当たります(株式会社ウェイストボックス社調べ)。このように、弊社では積極的に環境負荷低減の「見える化」に取り組み、環境パフォーマンスの向上に努めています。

  • 生産性の向上・エネルギー効率の向上を図ることで、化石燃料の使用および温室効果ガスの排出量の低減に努めます。
  • 生産歩留の向上や、原材料ロスの低減に努めることで、天然資源である原材料を有効活用します。
  • 規格外品の製品原料への配合を行うことで、資源を循環利用します。
  • 伝統的な粘土瓦製造の技術や製品を継承し、これを発展・継続させることで日本の住文化に貢献します。
  • 地震・台風に対応した粘土瓦や関連商品の販売・啓蒙を行うことで、強靭な住居の提供に貢献します。
  • 高耐久の屋根材を提供することで、消費型社会からの脱却を図ります。
  • CO2削減のため、ガソリン車及びガソリンリフトからハイブリッド車や電気リフトに移行します。
  • 性別に関係なく外部講習や社内教育を受けられ、人材育成におけるジェンダー格差の低減を推奨しています。
  • 女性役職者の割合を増進させています。
  • 地域産業の発展を図り、地域雇用を創出し、地域との共生に努めます。
  • 従業員の健康と安全を重視した職場環境を推進しています。従業員の健康を促進するため、喫煙率の低減を推奨しています。