おすすめ施工例

屋根瓦の防災について

こんにちは 営業部のソラニャンです。

最近、地震が多発していて不安ですね。

被災された方へ心よりお見舞い申し上げます。

被災された住宅の映像がテレビに映し出されますが、屋根瓦が落ちている映像が多く使われています。

そのような映像を散見すると自分の家の屋根瓦は大丈夫だろうかと心配される方もいらっしゃると思います。

今回は、当社の瓦の防災機能について説明します。

まず、昔の瓦の施工方法は

野地板に土を敷いてその上に瓦が置いてある「土葺き」でした。

ですので、台風の時は風圧に耐えられず飛ばされたり、地震の時はズレたり落下していました。

この地震の際に屋根瓦が落ちるのは、家自体が倒壊しないようにわざと落ちるようになっていたそうです。

そして、現在の施工方法は

2001年に施行された「ガイドライン工法」により

野地に桟木を設置して瓦をひっかけて全数釘で留めています。

ガイドライン工法は、巨大地震(震度7)にも耐える耐震工法です。

また、風が瓦屋根の表面に当たったときの外圧と、持ち上げようとする内圧を緻密に計算して

最大基準風速46m/sにも耐えることができる施工方法です。

※基準風速とは過去の台風の記録(最大風速)に基づき、50年に一度の大型台風を想定し30m/秒~46m/秒までの範囲内において国土交通大臣が定める風速です。

独立行政法人防災科学技術研究所にある世界最大級の震動台「実大三次元震動破壊実験施設(通称:E-ディフェンス)」にて、

阪神淡路大震災と同じ震度7クラスを再現した大きな地震動でも

ガイドライン工法で施工した屋根は家が倒壊しても瓦は落ちませんでした。

施工方法だけでなく

屋根瓦自体にも防災機能が備わっています。

当社の屋根瓦はすべて防災瓦です。

セラマウント

SL

角のAとBの部分ががっちり合体してがたつきやズレ、浮き上がりを防ぎます。

 

セラフラットⅢ

FS-40N

下の瓦のガットアームが上の瓦の裏側の凹部を固定し飛散を防止します。

 

セラフラットプラス1

AN-3

耐風フックが上の瓦を抑え持ち上がりやズレを防ぎます。

 

プライム40

 

a、b、cの凹部と凸部がかみ合わさり、ズレや浮き上がりを防止します。

最高水準の防災機能搭載です。

このように当社が製造しているすべての粘土瓦に防災機能が備わっていて

地震や台風などの自然災害に耐えうる瓦となっています。

そして突発性の飛散物による破損、欠損以外の製品の変質による割れや欠損、釉薬の剥離につきまして60年間の長期保証もしております。

ただし、こちらは2023年4月1日以降に保証締結された住宅会社様お引渡し物件からの保証になります。

当社防災瓦の高い防止効果と60年間の長期保証により安心して粘土瓦をお使いいただけます。

ご案内

愛猫・愛犬と一緒に暮らすお家をお考え中の

愛猫家・愛犬家の皆様へお薦めの瓦のご案内です。

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